プレミアムドッグフードとは?普通のドッグフードとの違いと選び方をわかりやすく解説

「プレミアム」「高品質」「こだわりの原材料」。

愛犬のドッグフードを探していると、魅力的な言葉をたくさん目にします。

でも、価格が高ければ本当に良いフードなのでしょうか。

国産なら安心?
海外産のほうが高品質?
原材料はどこまで気にしたらいい?

調べれば調べるほど、何を基準に選べばいいのかわからなくなることもあります。

プレミアムドッグフード図鑑では、広告やイメージだけで「良い・悪い」を決めるのではなく、原材料、成分、カロリー、粒、香り、価格、買いやすさなど、飼い主が確認できる情報をできるだけ同じ基準で見ていきます。

この記事では、その出発点として「プレミアムドッグフードとは何か」と、フードを選ぶときに確認したいポイントを整理します。


プレミアムドッグフードとは?

実は「プレミアム」という言葉だけで、そのフードの品質を判断することはできません。

店頭やインターネットでは、

  • プレミアム
  • ナチュラル
  • 厳選素材
  • 高品質
  • こだわりの原材料

など、さまざまな表現が使われています。

もちろん、原材料や製造方法などにこだわって作られている商品もあります。

ただし、大切なのは「プレミアムと書いてあるか」ではなく、実際にどんなフードなのかを確認することです。

この図鑑でも「プレミアム」という名前だけで評価するのではなく、パッケージに記載されている情報や実際の商品を確認しながら比較していきます。


まず確認したい「総合栄養食」の表示

毎日の主食としてドッグフードを選ぶ場合、まず確認したいのが「総合栄養食」という表示です。

総合栄養食は、指定された成長段階の犬に対して、そのフードと水を与えることで必要な栄養を摂取できるよう栄養バランスが調整されたものです。

パッケージを見ると、

「成犬用」
「子犬用」
「全年齢対応」

などの表示も見つけることができます。

同じブランドでも商品によって対象となる犬の年齢や目的が異なる場合があるため、ブランド名だけではなく、その商品の表示を確認することが大切です。

また、おやつやトッピングなどは「総合栄養食」とは限りません。

「人気の商品だから」「高価だから」という理由だけではなく、まずどのような目的のフードなのかを確認してみましょう。


プレミアムドッグフードを見る7つのポイント

プレミアムドッグフード図鑑では、商品をできるだけ同じ視点で比較するため、主に次の7項目をチェックします。

チェック項目確認するポイント
原材料主原料や原材料表示
成分たんぱく質・脂質など
カロリー100gあたりのエネルギー量
大きさ・形・厚みなど
香り開封したときの印象
価格内容量・1kgあたり・1日あたりの目安
買いやすさ店舗・通販・少量サイズの有無など

それぞれ詳しく見てみます。

1.原材料

最初に確認したいのが原材料表示です。

何が主原料として使われているのか、肉や魚はどのように表示されているのかなどを確認します。

「原材料が多い=良い」「シンプル=良い」と一律に判断するのではなく、何が使われているのかを実際の表示から確認することを基本にします。

2.成分

パッケージには、たんぱく質や脂質などの成分が表示されています。

特に複数の商品を比較すると、同じプレミアムフードでも数値にはかなり違いがあることがあります。

愛犬の年齢や活動量などによって必要なものは異なるため、「数値が高いほど優秀」と単純に順位をつけるのではなく、商品の特徴として見ていきます。

3.カロリー

同じ量を食べても、フードによって摂取するカロリーは異なります。

そのため、この図鑑では可能な限り100gあたりのカロリーを掲載します。

給与量を見る際にも役立つ数字です。

4.粒の大きさ・形

これは成分表だけではわからない部分です。

実際の商品を確認できる場合は、

  • 粒の直径
  • 厚み
  • 表面の状態

なども紹介します。

できるだけ写真も掲載し、「数字だけではイメージしにくい部分」を確認できるようにしていきます。

5.香り

袋を開けたときの香りも、飼い主にとって気になるポイントです。

肉や魚の香りを強く感じるものもあれば、比較的穏やかなものもあります。

ただし、香りの感じ方には個人差があります。

そのため「良い香り・悪い香り」と決めつけず、実際に開封したときにどう感じたかを率直に記載します。

6.価格

プレミアムドッグフードは、一般的なフードより価格が高い商品も少なくありません。

ただ、袋の価格だけを比べても正確には比較できません。

内容量が違いますし、商品によって1日の給与量も異なるからです。

そこで可能な場合は、

商品価格 → 1kgあたり → 1日あたりの目安

という順番で確認します。

毎日続けるものだからこそ、無理なく購入を続けられるかも大切なポイントだと考えています。

7.買いやすさ・試しやすさ

意外と重要なのが「買いやすさ」です。

良さそうなフードを見つけても、

「いきなり大袋を買うのは不安」

と感じることがあります。

そこで、

  • 少量サイズはあるか
  • お試しサイズはあるか
  • 公式通販で買えるか
  • 一般的な通販サイトで買えるか
  • 実店舗で買えるか

なども確認します。

愛犬が食べてくれるかわからない段階では、少量から試せるかどうかもフード選びの大切な情報です。


国産と海外産、どちらがいい?

ドッグフードを探していると、

「やっぱり国産が安心かな」

と思うこともあれば、

「海外のプレミアムフードのほうが良さそう」

と感じることもあります。

ただ、製造国だけでフードの良し悪しを決めるのは難しいと考えています。

国産にもさまざまな商品がありますし、海外産も同様です。

製造国だけを見るのではなく、

原材料・成分・製造や品質管理に関する情報・価格・流通・購入しやすさ

などを一つずつ確認したほうが、商品の特徴が見えやすくなります。

この図鑑では国産と海外産のどちらかを優先するのではなく、両方を同じように見ていきます。


高いドッグフードほど良いとは限らない

プレミアムドッグフードを調べていると、価格差の大きさに驚くことがあります。

「これだけ高いなら、きっと良いフードなのでは?」

と思ってしまいがちです。

しかし、商品の価格には原材料だけでなく、

  • 製造方法
  • 生産規模
  • 輸送
  • パッケージ
  • 販売方法

など、さまざまな要素が関係します。

そのため、この図鑑では単純に

高い=良い
安い=悪い

とは評価しません。

大切なのは、**「その価格でどのような商品を選べるのか」**を見ること。

価格も商品の特徴のひとつとして比較していきます。


「良さそうなフード」と「愛犬に合うフード」は同じではない

原材料や成分を細かく調べて、

「これは良さそう!」

と思ったフードでも、実際に愛犬に合うかどうかは別の問題です。

犬にもそれぞれ好みがあります。

また、年齢、体格、活動量などによって適した食事は異なります。

特に気をつけたいのが、短期間の試食だけで健康面の変化を判断することです。

この図鑑では、数回食べただけで、

「毛並みが良くなった」
「涙やけが改善した」
「健康になった」

などと判断することはしません。

一方で、

粒はどのくらいの大きさだったか。
どんな香りだったか。
パッケージは使いやすかったか。
どこで購入できたか。

こうしたことは実際に確認できます。

確認できたことと、簡単には判断できないことを分けながら紹介していきます。


プレミアムドッグフード図鑑が大切にすること

ドッグフードについて調べると、「おすすめランキング」や「○○ならこれ!」という情報がたくさん出てきます。

もちろん、ランキングがフード選びの参考になることもあります。

でも、犬の年齢も体格も生活も違う以上、すべての犬にとって「1位」のフードを決めるのは難しいのではないでしょうか。

だから、プレミアムドッグフード図鑑では、「このフードが一番」と決めることを目的にしません。

原材料や成分だけでなく、

粒の大きさ。
開封したときの香り。
価格。
少量から試せるか。
どこで買えるのか。

そんな、飼い主が実際にフードを選ぶときに知りたい情報を、一つずつ集めていきます。

メーカーが公表している情報と、実際の商品を見て確認したこと。

その両方をできるだけわかりやすく整理する。

それが、この図鑑の基本方針です。

愛犬のフードを選ぶときの**「比較材料のひとつ」**として、この図鑑を使っていただけたらうれしいです。

※愛犬の体調や食事について心配なことがある場合や、持病・食物アレルギーなどがある場合は、自己判断だけでフードを変更せず、獣医師に相談してください。